野球 ・ 2026-09-12

「When America Took the Field」: 9/11ドキュメンタリーがCiti Fieldで公開

Photo: Photo Eddie O. (Pexels)

NEW YORK – 2001年9月11日の同時多発テロ後に制作されたドキュメンタリー「When America Took the Field」が、ニューヨークのCiti Fieldで公開された。この作品は、メジャーリーグベースボール(MLB)が国を癒すためにどう関わったかを描く。中核をなすのは、9月11日にニューヨーク市警のチーフ、テリー・トービンがビルの崩壊から生存者を避難させた現場と、10日後、病院のベッドからメッツの試合を観戦した彼女の体験だ。クイーンズ出身のメッツファンであるトービンは、マイク・ピアッツァのホームランについて「あのホームランこそが希望の光だった」と語った。

ドキュメンタリーでは、そのほかにもニューヨーク消防局のレスキュー1隊所属で亡くなったケニー・マリノ氏の妻カトリーナが、夫の好きな選手だったケン・グリフィー・ジュニアに慰めを求めたエピソードや、ユナイテッド航空175便の機長だった父ビクターを亡くしたブリエル・サラチーニが、デレク・ジェッターへの手紙を書いた話も紹介されている。

この作品は、単なるスポーツの話ではなく、テロという悲劇に直面した人々が野球からどんな支えを得たかを描いている。例えば、メッツファンだったクリス・クワッケンブッシュは南タワーの104階で勤務しており、10日後、その息子C.J.がメッツの復帰戦でピアッツァのホームランを観た場面など、家族の物語が交錯する。監督のアンドリュー・ブレナーは「野球が人々に与えた影響を伝えるため、個人の物語に焦点を当てた」と語っている。


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