クロシェットの復帰がレッドソックスに及ぼす影響と可能性

ボストン・レッドソックスの左腕ギャレット・クロシェットが、今後の数週間で最も重要視すべき争いを繰り広げている。2026年シーズンはほぼケガに泣かされたシーズンとなった。シーズン最初の6試合に先発した後、左肩の炎症で離脱。5月末の復帰登板での再発を経て、再びマウンドに上がるまでに3か月を要した。
現在はフェンウェイ・パークで行われたブルペンセッションを3回消化し、9月29日のポストシーズン開幕(おそらくヤンキー・スタジアム)に間に合う可能性が出てきた。今回のポストシーズンではリリーフとしての起用が想定される。2025年のポストシーズン開幕戦では敵地で7回2/3を投げ、4安打1失点、11奪三振の好投を見せていた。
クロシェットは今週末にも打者を相手にした練習を行う見込みで、マイナーリーグの試合ではなく、ライブBPやシミュレーションゲームで調整する可能性が高い。実戦形式での登板が1回でもできれば理想的だが、ポストシーズン開幕前に登板機会がなくても、状態が良ければロースター入りするとみられる。レッドソックス暫定監督チャド・トレイシーは「ギャレット・クロシェットの調子が良く、健康で投げられるなら、チームの助けになる」と語る。
レッドソックスのブルペンは今季150試合で防御率3.11とメジャー最高を誇る。そこにクロシェットと、トミー・ジョン手術からの復帰を目指すタナー・ホークが加われば、さらに強力になる。38歳のアロルディス・チャップマン、8回のセットアッパーを務める右腕ギャレット・ウィットロック、右肩の炎症から近日復帰予定のタイラー・ゲレーロ、8月3日のトレード期限で獲得した左腕エリック・ミラー、今季は先発では結果を残せていないがリリーフでは好投を続けるブライアン・ベヨといった顔ぶれに、クロシェットとホークが加わる構想だ。
クロシェットはテネシー大学やホワイトソックス時代にリリーフ経験があり、試合展開に応じて複数イニングを任せるハイブリッド起用も可能となる。起用法の柔軟性が、ポストシーズンに向けた大きな武器になるだろう。
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