野球 ・ 2026-09-09

ラザロ・モンテス、T-モバイル・パークで史上最長本塁打を放つ

Photo: Rufina Rusakova (Pexels)

ラザロ・モンテスの桁外れのパワーが、ついに太平洋岸北西部で示された。

6フィート5インチ(約196センチ)、250ポンド(約113キロ)の指名打者モンテスは、4回にカル・クアントリルの94マイル(約151キロ)の速球を捉え、右中間コンコースへ飛び込む3点本塁打とした。マリナーズは10-5で敗れた。9月1日の昇格以来2本目となる一発は、本拠地T-モバイル・パークでは初めての本塁打だった。

この打球はスタットキャスト推定474フィート(約145メートル)。2015年の計測開始以降、T-モバイル・パークで最も遠い打球となり、2018年6月29日に当時マリナーズのマイク・ズニーノがロイヤルズ戦で放った470フィート(約143メートル)を上回った。打球速度116.1マイルは、2023年8月1日にフリオ・ロドリゲスが記録した116.7マイルの単打以来のマリナーズ最速で、本塁打に限れば、2022年9月11日にロドリゲスがケンリー・ジャンセンから放った117.2マイル以来の速さだった。

マリナーズのダン・ウィルソン監督は「ラザロの本塁打は見事だった。この球場の本塁打についてはよく話すが、あれほど飛んだのを見たことはない」と語った。

モンテスはマリナーズの有望株ランキング5位、MLBパイプライン全体では56位。先週、9月のロースター拡大に伴って3Aタコマから選出され、即座にマリナーズの打線に加わった。21歳のモンテスはボストンでのデビュー戦で4打数2安打、ソロ本塁打を放ち、マリナーズ史上6人目の快挙となった。今季は2Aアーカンソーとタコマでマイナー38本塁打を放っており、この日の一発で今季通算40本塁打とした。

この日は4打数1安打だったモンテスは「打った瞬間、『これは飛んだな』と思った」と振り返った。また、ドミニカ共和国では500フィート(約152メートル)に達する打球を何本か打ったことがあると主張し、「これで終わりではない。次もまた打たなくては」と語った。

パドレスのフェルナンド・タティス・ジュニアも7月21日にブレーブス戦で打球速度111.0マイル、飛距離474フィートを記録しており、両者の本塁打は現在MLB最長となっている。

モンテスは昇格後6試合、18打数で4安打(2本塁打)、6打点、1四球を記録。「悪くない。悪くない。もっと良くできる」と話した。

スタットキャスト時代のマリナーズ最長本塁打は、元外野手でトッププロスペクトだったジャレッド・ケレニックが2023年4月12日にリグレー・フィールドでカブス戦で放った482フィート(約147メートル)だ。この打球は中堅の外野席2階部分の途中まで達し、リグレー・フィールドでは2017年のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でウィルソン・コントレラスが放った491フィート(約150メートル)に次ぐ飛距離だった。

T-モバイル・パークでは、ズニーノの470フィートに次いで、2016年にブルワーズのクリス・カーターが465フィート(約142メートル)、2019年7月にツインズのC.J.クロンが464フィート(約141メートル)を記録している。エンゼルス時代の大谷翔平は2021年7月10日、マルコ・ゴンザレスから右翼上段席に届く463フィート(約141メートル)の本塁打を放った。この一発はメジャー最多の33号で、打球速度116.5マイルは当時T-モバイル・パークで最も速い本塁打だった。


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