野球 ・ 2026-10-23

ワールドシリーズ第1戦: Jacob Misiorowski vs. Junior Camineroの最速対決

Photo: Arturo Megargel (Pexels)

今季のワールドシリーズ第1戦は、メジャーリーグ史上屈指の「速さの対決」が注目される。ブルワーズの投手Jacob Misiorowski(2026年平均ファストボール速度100.6mph)と、レイズの打者Junior Caminero(平均バットスピード79.4mph)の直接対決が、今大会の鍵を握る。両者ともに「最速」を誇る存在で、その数値は歴史的な記録に迫るほどのものだ。

Misiorowskiは今季、100mphを超えるファストボールを1211球投げた。これは2008年以降の記録で、Aroldis Chapmanが2016年に記録した723回を大きく上回る。特に注目すべきは、Misiorowskiの投げるファストボールの3分の2が100mph以上であること。105.5mphを記録したことは、チャップマンだけが超えたことのある速度であり、先発投手では誰も2mph以内に迫ったこともない。一方Camineroは、75mph以上のスイングを84%記録。2023年オールスター休憩以降のバットトラッキングデータでは、年間で954回の「速いスイング」を記録し、これは全打者で最多である。その中でも、ALCS決勝戦でCade Smithから打ったホームラン時のスイング速度は81.2mphに達し、これはスミスがメジャーでスプリッターで初めて許したホームランとなった。

この対決の注目点は、単なる「速さ」に止まらない。Misiorowskiの4シームファストボールは、354スイングミス、168三振を記録。三振を奪ったときの平均球速は101.3mphで、これらはいずれも2019年のGerrit Cole(384スイングミス、193三振)に次ぐ記録である。一方Camineroは、今季80mph以上のスイングを536回記録しており、これはブルワーズ全打線の合計(499回)を上回る。

2人が対戦した4月1日の試合では、MisiorowskiはCamineroにファストボールをほとんど投げなかった。Camineroが見た4シームは3球だった。


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